ゲーム制作日記(1)「主人公のドット絵モーションを仮で作ってみる」

初めまして、かべうちと申します。最近ドット絵制作に凝っていたこともあり、自作のドット絵をゲームに組み込みたいという欲が湧いてきまして、いくつかオリキャラのドット絵を描いてみました。

誰も興味がないかもしれませんが、世界観を一応説明させていただくと、「異世界転生した女子高生が、偶然持ち込んだ元いた世界のカードゲームのカードからモンスターを召喚して異世界のモンスターと戦う」という「カードゲームRPGもの」です。

カードゲームのプログラミングは沼だとわかりつつも、一回やってみたいんですよねぇ。

そんなわけで私が描いた、アニメにでてきそうな赤白セーラー服キャラのモーションがこちらです。

①待機モーション

②走りモーション(左右)

③走りモーション(前)

改善点

世界観のイメージが固まるまでは何回も描き直す予定なので、それまではイラストごとの矛盾や縮尺についての違和感など、細かい点は気になりつつも、これくらい雑な感じのイラストで乗り切ろうと思っています。

ただ、前方に向かって走るモーションが意図せずムキムキに見えたり、髪色の配色バランスがイラストごとに違って見えたりと、単純なドット絵の技量不足が浮き彫りになった感があるので、これからゲーム用に色んな素材を描きながら、どんどんブラッシュアップしていければと思います。

この調子でどんどんモーションのバリエーションを増やしていければいいなと思っています。例えばメニューやステータス確認などのUIに連動してキャラがポーズを取るみたいな、3Dゲームでありがちな演出をドット絵でやったらそれだけでも面白いと思うんですよね。

やっぱりドット絵は楽しい

正直なところドット絵は独特のお作法(コツ)があるのを除けば、それっぽいものがすぐ出来上がるので、特にイラスト初心者にとってはハードルが低く、手軽に楽しめる描き方だと思います。

自分は「Aseprite」という有料ソフトでドット絵を描いていますが、正直描くだけなら無料の「EDGE」というソフトや使用者の多い「Photoshop」でも十分だったりするので、金銭的な意味でのハードルも実は低かったりします。(ドット絵だけを描くなら「Aseprite」は最強だと思っているので、いずれ紹介記事を書ければと思います。)

「Aseprite」ドット絵に必要なことあらゆるものが備わっているのに、画面もごちゃつかないのがスゴい!

ドット絵って描いている人口自体が少なく、普通のイラストに比べるとネットで調べても体系的に解説している人がほとんどいないので、興味がある人は教科書的なものを買っておくと、スムーズにドット絵の勉強ができると思います。

ということで、まだまだ自分も勉強中ですが、最後にお世話になった「ドット絵教室」という本をおすすめしておきます。

次回があるとすれば、主人公をサポートするマスコット的なマシンを作りたいと思っているので、そのドット絵を作って見せられればいいなと思います。